春休み一人旅-21日目-

 今日は最初に北のほうの宮津市にある天橋立に行きました。駐車場のおじちゃんと話しててしたんですが、天橋立日本三景の一つなんだそうです。他の二つは広島の宮島と宮城の松島だそうです。宮島には行ったので後残すは松島のみ。いつか行きたいです。

 天橋立の両岸に眺められるスポットがあるそうなんですが、自分は南側、近い方に行きました。眺めのいい高台にスポットがあるのですが、なんとテーマパーク化してました。リフトかモノレールで登って、登った先には展望台と遊具がいくつかあるというなんともシュールな光景でした。天橋立の眺めは天気が良かったのもあってとてもきれいでした。

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 31日の大阪から北九州までのフェリーを予約したのでそれまでいろいろ回ろうかなと思っていたんですが、なんだか行きたいところもなくって、駐車場のおじさんに聞いて舞鶴のほうに行くことにしました。舞鶴といえば佐世保と同じく鎮守府があった場所です。旧日本海軍関連のことは少し興味があるのですが、今回は別の分野の資料館2箇所に行ってみました。

 1箇所目は赤れんが博物館です。舞鶴には戦時中に武器庫など倉庫として用いられていたものが何棟も残っていて、この博物館も魚雷庫を改装した建物です。

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 「れんが博物館」の名の通り様々な年代、いろんな地域のレンガが展示されていて、それぞれ歴史上の出来事やその地域の説明が展示してありました。最初の方は世界史の序盤で習ったような紀元前とかの話を取り扱っていたので、なんとなく復讐みたいな感じで面白くみていたんですが、説明書きの量が膨大すぎてとても全て読むことはできませんでした。お腹空いていて集中できなかったていうのもありますが。

 

 赤れんが博物館の後は近くの赤レンガ倉庫の食堂?で海軍カレーと海軍ロールケーキをいただきました。海軍カレーって初めて食べた気がします。ちゃんと辛みはありましたが、もっと辛くてもいいと思います。

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 2箇所目は引き上げ記念館です。舞鶴港終戦後海外から引き上げてくる日本人たちを受け入れる港の一つでした。シベリアに抑留された人たちの引き上げもこの港で受け入れたため、13年の長きに渡って多くの引揚者と遺骨を迎え入れたそうです。

 シベリアに抑留されている人と日本に残された人たちがやりとりした手紙の内容や、引き上げの時に帰ってきていない家族を待ち続ける人がいたというのを知るととても切ない気持ちになりました。シベリア抑留自体は知っていましたが、こうしてその背景を知るとまた考えも変わります。

 あと、家族の帰りを待つ学生たちが自ずから進んで引揚者たちの案内役を買って出たり、ある女性が引揚者たちを手厚く世話をしたりしていたようで、自分もこんな風に誰かの役に立つようなことを積極的にやらなければならないなと月並ではありますが思いました。

 この記念館に収蔵されているシベリア抑留者たちの資料がはユネスコの世界記憶遺産に登録されたそうで、そのせいかどうかはわからないですが、展示資料が分かりやすくて量もちょうど良かったです。そのおかげか真に迫るものがありました。引き上げ記念館では本当に良いものを見ることができました。

 

 今日の財務報告です。

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 明日から2、3日くらいずっと雨なんですが、とりあえず大阪まで移動しなくてはいけないのでどうしたものか悩み中です。