春休み一人旅-2日目-

 今回の旅では可能な限り野宿をしようと思っていて、昨夜も道の駅にテントを張って夜を明かしたのですが思っていた以上に寒くて朝方は少しあったかくなるまで寝袋から出たくなかったです(泣)

 

 いろいろ準備して出発したのが朝の9時。最初に向かったのは、これまた世界遺産石見銀山」。昨日立ち寄った道の駅で「石見銀山世界遺産センター」があるらしいと目にしたので、情報収集がてら立ち寄ることに。

 現地に着くとガイドの方と少し話をして、普段は一般公開されていない大久保間歩(坑道)のツアーを紹介していただき、参加することに。参加料は3700円でした(相場を知らないが、少し高い...)。

 大久保間歩の入り口はこんな感じでした。石見銀山の間歩の中では最大級のものだそうで、入り口もなかなか大きくて雰囲気があります...

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 この間歩は江戸時代から手掘りで掘り進められて明治になると火薬を使って再開発されたそうです。

 途中銀鉱石が大きな塊となって存在する場所「福石場」と呼ばれるところがあって、そこは今は掘られてしまって巨大な空間になっています。写真では比較対象がなくてわかりづらいですが、奥の方に伸びている小さな穴が普通の人間が普通に立って歩けますので2メートルくらいあると思います。

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驚いたのは、福石場は江戸時代に掘り尽くされてしまったということ。つまり、これ全部手掘りなんです。昔の人はよくやったもんだと感心しました。

 間歩の途中にはちらほらと冬眠している蝙蝠がいました。単体でちょこちょこっといると可愛いもんですが、こうも固まっているとなんだか気持ちが悪いですね。

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 ツアーはとてもよかったです。ガイドさんの説明はわかりやすかったですし、質問にも丁寧に答えてくださいました。もう少し安かったらもっとよかったですが。

 

 そのあとは、石見銀山の麓の市街地を訪れました。当時の街並みがきれいに保存されていて歩いていてとても楽しかったです。

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 街の中にあった自販機もこんな風に装飾されていました。江戸時代から続くというお菓子屋さんの主人にお伺いしたところ、住宅の見える部分には結構補助金が出るらしいとのこと。行政が遺産保護に積極的なのが伺えますね。

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 この後は、出雲大社に行ったのですが、宗教には疎いので行って見て回って終わりました。感想としては「あっ、この大注連縄テレビで見たことある!」

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っていうのと、若い観光客が多くてちょっと意外でした。学生は春休みで暇なのかな?

 本当は古代出雲歴史博物館に行って勉強したかったのですが、メンテナンス休館中でやってませんでした...

 

 昨日寒すぎて忘れてたんですが、使ったお金と総走行距離置いときます。昨日、トリップメーター確認し忘れたので昨日と今日で合計395キロ走ったってことしかわからないんですが、だいたいということで。

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破産しますね。外食は最低限にしてカップ麺食べます。

 

 今日は午前中は天気が良かったのですが、石見銀山を出たぐらいから雨が降り出し、日が暮れる頃には本格的に降ってきました。雨の中で野宿は流石に辛いので今日はネカフェに泊まります。

 明日はもうちょっと島根を探検して広島さいくだ。